二十六夜山 今倉山

二十六夜山(新・花の百名山)(都留市二十一秀峰)今倉山〔 都留市二十一秀峰 〕

道志山塊から上がる月を待つ行事に由来する
ロマンあふれる山

二十六夜山の歴史は古く、江戸時代に遡ります。当時、旧暦の正月と七月二十六日の夜に、人々が寄り合い飲食を供にしながら月の出を待つ行事が地元の住民を中心に行われていました。この日の夜は月光とともに阿弥陀如来・観世音菩薩・勢至菩薩の三尊が現れ、その姿を拝むと願いがかなうと信じられていました。古くから麓の住民に登られていた二十六夜山ですが、近年は今倉山からミニ縦走が楽しめるとハイカーたちの注目を集めています。下山後に日帰り温泉「芭蕉 月待ちの湯」に立ち寄れることも人気の秘訣。富士山を眺めながら尾根を登ったり下ったり。1日たっぷり満喫できる登山コースです。

おすすめ登山コース コースタイム:5時間[ 今倉山 ~ 赤岩 ~ 二十六夜山 ~ 芭蕉月待ちの湯 ]

コースインフォメーション 都留市観光協会(0554-43-1111)

アドバイス

エイザンスミレの咲く4月からブナの新緑の季節、ヤマツツジの咲く5月下旬から6月上旬、紅葉で色付く10月中旬から11月上旬など、季節でさまざまな風景を楽しめます。初冬は登山道が落ち葉に覆われて滑りやすいので注意。

ハイキングレポート

HIKING REPORT  NIJUROKUYASAN・IMAKURAYAMA