山の持ち物

ハイキング用品ピックアップガイド

富士急沿線のハイキングコースは比較的簡単で一年中たのしめるコースとして人気です。特に秋から冬にかけては空気も澄み富士山の眺めが素晴らしコースが多いのも特徴です。とびきり大きな富士山を見に来てください。そして装備は、低い山だと侮らずしっかり準備してください。

《基本の装備》

山歩きの基本装備は靴、雨具、ザックの3つ。お気に入りを探してみましょう。

◯ トレッキングシューズ

靴底が凸凹なパターンで、軽いナイロンタイプのトレッキングブーツがあると快適に歩けます。カカトまでカバーする高さがあると安心です。

◯ レインウェア

急な雨にも対応できるように雨具もいつもザックに入れておく装備です。風の強い稜線を歩くとき、頂上などでの休憩時の防寒としても使えます。基本的にはポンチョのようなモノではなく、セパレートのものを選びます。

◯ ザック

ザックは20~30リッターほどの大きさでかまいません。レインカバーが付いていると安心です。

《ハイキングのマストアイテム》

山歩きに必要な装備です。忘れ物がないかチェックしましょう。

  • ◯ 地図とコンパス
  • ◯ 雨具
  • ◯ ティッシュ
  • ◯ ヘッドライト
  • ◯ 手袋
  • ◯ ファーストエイドキット
  • ◯ 水
  • ◯ 帽子
  • ◯ 手ぬぐい、バンダナなど
  • ◯ 行動食
  • ◯ ゴミ袋
  • ◯ 熊よけ鈴

《積雪期の装備》

冬山の入門へと進みたい方に。雪、寒さ対策を忘れずに。

◯ アイゼン

麓に雪が無くても山の中には雪があるときがあります。念のために軽アイゼンは持って行った方が安心です。

基本的にはトレッキングブーツでかまいませんが、雪のある季節には4本から6本の爪の軽アイゼンを付けることができるブーツが良いでしょう。

◯ ゲーター〔スパッツ〕

雪や泥がブーツに入らないようにスパッツがあると汚れを気にせずに歩けます。

◯ 防寒着

ダウンやフリースなどの防寒着が冬の必携アイテムです。バスを待つときや山頂でのランチタイムなど動いていない時間が特に体が冷えます。

◯ グローブ・帽子

冬には欠かせないグローブと帽子。毛糸の手袋でもかまいませんが防水の効いたナイロン製の手袋もあります。耳が冷たくなるので帽子もお忘れなく。

《あると便利&楽しいアイテム》

あると山歩きがより楽しくなるアイテム。季節によって必要なものもあります。

  • ◯ カメラ
  • ◯ ストック
  • ◯ 日焼け止め、虫除け
  • ◯ ガスコンロ&コッフェル
  • ◯ 魔法瓶

山で注意すること

  • 山には熊や猿、猪など野生動物が生息しています。突然の遭遇に注意しましょう。熊除け用に音の出る鈴などを携行して自分の存在を知らせるようにします。
  • 秋・冬は暗くなる時間が早いです。なるべく朝から行動し、夜間の行動は控えましょう。
  • 山の麓は地元の方の居住地です。迷惑にならない行動を心がけましょう。
  • ゴミはすべて持ち帰ります。
  • 山域によっては売店や自動販売機のないところもあります。水や行動食はあらかじめ準備しておくと安心です。