都留の山

富士山が大きく見えたよ!

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歴史と文化を色濃く残す、富士の麓の小さな城下町つる。谷村城主に感謝の意を込めて始まった大名行列やふるさと時代祭りで曳行される八朔祭屋台には、葛飾北斎など著名な絵師たちが関わった飾り幕など歴史的文化財が数多く残っている。また、徳川家御用達の新茶をひと夏熟成させ、江戸へと運んだお茶壺道中。さらに江戸の大火により深川に住んでいた松尾芭蕉が、俳句の弟子の勧めで谷村の屋敷に5ヵ月滞在したことから、市内で詠まれた句が数多く残っている。そんな、江戸の歴史ロマンを感じながら都留を歩いてみませんか。

都留の山

都留市を囲む山々は可憐な草花と抜群の眺望に出会える爽快な山歩きが魅力で、どこも手軽にハイキングできるので昔からハイカーに人気のスポットです。そのなかから特に景観等が優れた二十一の山を「都留市二十一秀峰」と定めています。2017年に地元の登山愛好家により整備されたハイキングコース「都留アルプス」も多くのハイカーが歩くようになりました。山の花と歴史のエッセイ「新・花の百名山」を著わした田中澄江は、九鬼山でフジザクラ、二十六夜山でマルバスミレ、ヒゴスミレを選んでいます。