都留市を囲む山々は可憐な草花と抜群の眺望に出会える爽快な山歩きが魅力で、どこも手軽にハイキングできるので昔からハイカーに人気のスポットです。そのなかから特に景観等が優れた二十一の山を「都留市二十一秀峰」と定めています。2017年に地元の登山愛好家により整備されたハイキングコース「都留アルプス」も多くのハイカーが歩くようになりました。山の花と歴史のエッセイ「新・花の百名山」を著わした田中澄江は、九鬼山でフジザクラ、二十六夜山でマルバスミレ、ヒゴスミレを選んでいます。